ここまで来たらのんびりと

カメラ、旅行、読書等の趣味の事、書いてます

上野鈴本 2024 2月 中席へ行って来た

鈴本は変わらず

ホント、30年ぶり位で上野鈴本へ行って来た。2024年2月中席昼の部。JARLへ行った後で丁度時間があったので当初は余り期待せずに行った。入り口の様子はこちら

当日、鈴本の入り口

プログラム

2月中席のプログラム

演者への感想

正直、この日の演者では知らない人が半分弱か?割と知っていた事に安心。で、気になった演者はと言うと、

鈴々舎馬風師匠

久しく拝見していなかった師匠だが、元気な高座を拝見して眼福の時間でした。おきまりの「今日、ここにいらっしゃるお客様のお幸せと、ここにいない客のご不幸をお祈りします」のフレーズにはにやっとしてしまった。長く演じて頂く事を祈願する。

春風亭一之輔師匠

今一番勢いの有る師匠だと思う。安定の実力で笑わせて貰った。独演会にも行きたいがチケットが取れない〜〜。

ロケット団

この日一番の出来ではないかと思う。まあ、テレビでは出来ないネタではあるが、彼らの実力が存分に発揮されたと思う。文句なしの爆笑 有り難う!!

林家たけ平師匠(トリ)

申し訳ないが存じて居なかった。調べると正蔵師匠のお弟子さんとの事。この日の演目は ”井戸の茶碗” 十分聞いていらえれる内容だったが、これからの精進に期待したい。細かな事は言わないが話しの運びにやや難点があったと感じた(素人考えかので参考にはなりませんが)正蔵師匠には別の理由でシンパシーを感じているので、たけ平師匠にも期待する次第である。  

古今亭志ん朝秘蔵音源CDコレクション

久々のコレクション購入

アセットさんから志ん朝師のCD全集が出るとの事で、「どうしようかなあ〜〜」と思っていたが特典の購入期限に負けて申し込んでしまった。話自体はほぼ全て知っているのだが、「初音源!!」の釣りに引かれた。落語と言うのは(私の考えだが)同じ噺であっても、演者が違えば噺の雰囲気は変わるし、同じ演者でも演じた時代、場所で話しはガラッと変わる。そんなんで同じ演者の音源を複数持っていて楽しんでいる。

1〜3号まで

全集への期待

全何巻になるか分からないが恐らく知らない噺しは1割も無いと思う。だが、比較的若い頃の音源が多いらしいので楽しみにしている。私は他にも志ん朝師の音源は所持しているがそれらは比較的熟年期のものなので。まずはゆっくり聞いてみる事にする。

何故か知り合った噺家さん

三遊亭歌武蔵師匠

恐らくだが1988年頃だったと思う。当時在職していた会社が新富町にあって、そのときの同僚が新宿2丁目のスナック「B」の常連であった。それで、連れられて行くうちに同じく常連だった噺家さん、当時は「三遊亭歌ちどき」と名乗っていた彼と知り合いになった。その頃には一端の落語ファンを自認していたのでこちらも知り合える事が嬉しくて彼の勉強会へ行ったりして少しだけお付き合いさせて頂いた。元相撲取りの彼は身体、声も大きくて迫力がある。勉強会で聞いたテープが何処かにあると思うので探してみようかとも思う。(見つかったら進呈したい)確か、私が結婚したときに祝電を頂いたと記憶している。

二代目入船亭扇好師匠

当時、歌ちどきさんと連んででいたのが 現 二代目入船亭扇好師匠 当時は ”入船亭扇ぱい” と名乗っていたお方。余り接点はなかったが何度かご一緒した記憶がある。私が多少でも関わりを持たせて頂いたのはこのお二方。ご活躍を期待する。

落語との出会い

火事がきっかけ

随分昔の事になる。恐らく1980年初めだと思うが、当時住んでいた川崎のアパートの向かいが火事になった。幸い私の部屋は燃えずにすんだのだが、煽りを食って停電となってしまった。当日休みだったかどうか忘れたが、停電では家に居ても何も出来ないので出かける事にして、やってきたのが浅草。(何故浅草なのかは思い出せない)で、浅草演芸ホールの前まで来ると呼び込みが「三平さん出るよ!!!」と大きな声で案内していた。その当時落語なる物に付いての知識は何も無いが”林家三平さん”の名前くらいは当然知っていて、それでまさに「ふらっと」演芸ホールに入ってしまった。どんな話かは覚えていないが、思いっきり笑わせて貰った事は記憶に残っている。そんな事が有って「落語って面白い」と思ったわけだ。後になって分かった事だが、この時聞いた三平師匠の落語は恐らくお亡くなりになる直前だったらしく、後少し時間が経過していたら三平師匠の落語は聞く事が出来なかった。何かのご縁であると思う。そんなこんなで、それ以来東京在住だった事も有って、寄席や独演会にも時々通う様になった。

何を書こうか

現在は地方の住んでいるので落語会にもほぼ行けていないが、東京在住の頃の事や、手持ちの全集、本、お付き合いのあった噺家さん等々について書いて行きたいと思っている。何処ま書けるか分からないがお付き合い頂ければ幸いです。

圓生さんのレーザーディスク

30年ほど前に三遊亭圓生レーザーディスク圓生古典落語選集」と言うのを買ったのだが全部見ることも無く現在に至っていた。(多分3,4万円したと思う)その内にプレーヤーも壊れてしまい宝の持ち腐れに。これは不味い!と奮起しプレーヤーを買ってmp4への変換をやっていたのだけれど、これも根気が続かず中途半端。で、この5月連休に思い切って全巻mp4変換してNASに格納する事が出来た。変換しながら所々みたのだが、圓生さんの若いこと。それと、やっぱり名人だねえ。

f:id:Oldsoldier:20200624151604j:plain

f:id:Oldsoldier:20200624151645j:plain